【食べタインジャー】広島県新動物愛護センター、広島空港近くに新設・オープンへ/2022/07/21
2022年9月17日更新
【食べタインジャー】
公開:2022/07/21 伊藤 みさ │更新:2022/07/21
広島県で現在使用されている動物愛護センターに代わる新たな施設が、令和5年4月(2023年)の供用開始予定で準備が進められています。
photo / pref.hiroshima.lg.jp
空港の南側約9kmの位置(広島県三原市本郷町南方8915-2)にある現在の動物愛護センターは、昭和55年に建設されたもの。この施設は収容した犬猫の個別管理ができる構造になっておらず、譲渡用犬猫の効果的な展示施設になっていないなどの点から、
必要な施設機能を備えるため、新たな新動物愛護センターを広島空港の北側1kmほどの場所にある県有地(三原市本郷町上北方字用倉山11352番)で八天堂ビレッジ近くに新設中。
広島県新動物愛護センター建設予定地
新動物愛護センターには、譲渡会や動物愛護に係る様々なイベントの会場となる「屋外芝生広場(約1500平方メートル)」を備え、犬の障害物競走やフリスビードッグの開催も可能な広さとなります。
また、譲渡希望者向けの講習会や、犬のしつけ教室などを開催できる研修室(159平メートル)も。ここは動物同伴で入ることも出来、それ用に配慮された床材が使用されるとのこと。
2階建てで、広場や研修室のほかにグルーミング室・診療室・手術室・レントゲン室などもあり。
新動物愛護センターの整備事業者の選定時の計画案では、軽食販売を行うキッチンカーなど賑わい創出も予定。出張譲渡会(講習会を含む)を開催するなど、明るく楽しい・人が集まる雰囲気の施設となる見込み。
オープンを前にネーミングライツパートナーを募集
広島県はこの新動物愛護センターの共用開始を2023年4月に控え、ネーミングライツパートナー(愛称の命名権)を募集。
パートナーになると、法人または商品(ブランド)名等を愛称として使用、敷地内の看板表示を愛称に変更することが可能。県のホームページや広報誌・施設案内のパンフレット等で愛称を使用。ほか、提案があれば柔軟に対応されるとのこと。
対象となるのは屋外芝生広場と研修室。いずれか1施設のみでも、両方でも応募可能。1施設あたり年額30万円以上で募集。
愛称の使用期間は令和5年4月1日~令和10年3月31日(5年間)。
応募要項など詳細については県ホームページの「広島県動物愛護センター」のページをご確認ください。