広島・三原市 久井町で特産の赤シソの収穫が盛んに行われています。

標高およそ390メートル、三原市 久井町 泉地区の赤シソ畑です。ここでは、10年前から地元の集落法人が特産品として赤シソを栽培していて、週に2回のペースで収穫しています。

この機械はもともと、お茶の葉の刈り取り機です。できるだけ茎が混ざらないよう、上にあるやわらかい新葉だけを刈り取るのがコツです。

清流の郷 泉 正直己 組合長

「標高390メートルということで、昼間と夜の寒暖差、これが非常に大きいのが、この地域の特徴でございます。非常にいい味が出てきますし、漬けてもらうとよくわかるんですが、きれいな赤が出て、非常に見栄えのある梅干しができ上がってきます。ジュースにしても非常にきれいな色が出てきますので」

シソジュースを試飲 柴田和広 記者
「すごくさわやか。おいしいです」

収穫した赤シソのおよそ半分は、地元の食品メーカー「三島食品」のふりかけの原料として出荷され、残り半分は「香」というブランド名で1袋350円で販売しています。また、一部のスーパーやJAの産直市などへも出荷しています。

三原市 久井町 泉地区の赤シソの出荷は、8月上旬頃まで続きます。