三原市の注文住宅 絆の家-有限会社西原建設-

ニュース

【RCC】16年ぶりに “農家出身” 県議 30代の新人議員「農家の声を県政に」 広島

2023年6月30日更新

【RCC】赤シソを収穫】>クリック!

「議員」といったら、どんなイメージをもっていますか? 4月の広島県議会議員選挙で初当選した議員の中に最近では珍しくなった農家出身者がいます。農業をめぐる状況が厳しい中、農家の声を県政に届けたいと意気込む新人議員…。期待に応えることはできるのでしょうか。

八幡原圭 さん、34歳。農家出身の県議会議員の誕生は16年ぶりです。東広島市で農業法人を経営、「サムライねぎ」というネギを生産しています。

4月の県議選では出身地の三原市・世羅郡選挙区から立候補。3つの議席を5人が争った中、3番目で初当選を果たしました。

出陣式の第一声で集まった農家にこう訴えました。

16年ぶり “農家出身” 新人県議 八幡原圭 さん(4月の県議選で)

「農家のみなさん、わが子に『農業なんてしない。するな』とさみしい言葉をかけなくていい。食料を生産しているのをしっかり誇りを持って仕事をしています。その声をしっかりと県政に届けていきましょう」あれから2か月…。八幡原さんは、選挙区内の農家を回っていました。

清流の郷 泉戸野勉 会長
「この人やったら、リーダーになっていただけるんじゃないかということで、救いの神くらいに頼もしく思っています」

この日、訪れた三原市 久井町の集落法人は、赤シソの出荷作業の真っ最中でした。

この法人では赤シソもコメも取引先との契約栽培で堅実な経営を誇っています。しかし、法人の会長が八幡原さんに話したのは、将来への危機感でした。

清流の郷 泉戸野勉 会長
「農業の担い手、あと10年もすると、もうほとんどいなくなっちゃうと。農業法人がダメになったら、集落もダメになると。限界集落が本当、目の前に来ているような状況です」



一覧へもどる