【三原市漁業協同組合】三原のタコの美味しさのヒミツ!( ^^) _旦~~
2022年10月20日更新
【三原市漁業協同組合】
三原のタコの美味しさのヒミツ
三原のタコは足が太いから美味しい!
三原のタコが棲息している海域は流れが速く、タコは岩にしっかりと張り付いていなければ流されてしまいます。なので、身が締まっていて足も太いのが特徴です。
流れが早くてきれいな海水に育まれた三原のタコは、適度に歯ごたえがあり、味も濃く、一度食べたら病みつきになる美味しさです。
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三原のタコ漁はたこツボを使います
1本が1,000mのロープに約100個のつぼをつけて、5〜10本くらい海に沈めます。
沈める場所は漁師さん毎に代々決まっていて、その場所にはブイなどの目印はありません。船上から見える島の形などから判断して、沈めたロープを引き上げます。
古いたこツボは陶器で出来ていて、ツボ同士や岩などにぶつかると割れてしまうので、縦横にロープをかけていました。このロープは途中で切らずに1本に繋がっていました。
今ではプラスチック製なので、ロープはかかっていません。
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タコ豆知識《タコは何を食べてるの?》
タコは二枚貝やカニ、エビ、シャコ、魚などを食べています。肉食系で、しかもグルメです
タコ豆知識《タコの性別は?》
吸盤がきれいに並んでいるのがメスで、列が乱れているのがオスだと言われています。
オス同士は縄張り争いなどでケンカをするので、互いに引っ張り合ううちに吸盤がズレて乱れるからだという説がありますが、メスでも活発だと乱れている場合があるので、正確には判断できないようです。
オスは8本の足のうち1本だけ先端に吸盤がありません。これを交接腕といいます。見分けるのは大変ですが、機会があれば探してみてください。
タコ豆知識《タコの口は尖ってる?》
タコの頭と言われている大きな丸い部分には内蔵が入っています。頭の部分は口のような「漏斗(ろうと)」と目がある所です。
口のように見える「漏斗(ろうと)」は、呼吸のために海水を外に出したり、スミやフンや卵を出すところです。逃げる時に海水を噴射します。本当の口は、足の中心の吸盤側にあります。
足と言われているのは、実は、腕です。この腕でエサを包むようにして、真ん中にある口に入れるのです。