広島県三原市は、災害時に開設する避難所で住民に名前や健康状態などを記入してもらう避難者カードをデジタル化した。2018年の西日本豪雨では、避難者の情報を集めた書類の処理に時間を要し、配慮が必要な人の把握や対応に遅れが生じていた。デジタル化によって災害対策本部で情報を一元管理し、迅速で効率的な支援の展開を目指す。