飼い主のいない犬や猫を保護する三原市の県動物愛護センターが、人が集まりやすい新たな施設へと生まれ変わり来月のリニューアルオープンを前にお披露目されました。
広島空港のすぐ近くに移転し施設がリニューアルされた県動物愛護センター。
オープンを前に、地元の小学生およそ60人が招待され施設内の見学や動物との触れ合いなど新たなセンターの魅力を一足早く体験しました。
【県動物愛護センター・柳本慎治所長】
「前の施設は古い施設なので譲渡に向けた施設の構造にはなってないが、新しいセンターは譲渡に向けて健康管理ができたり感染症対策をしたり、そういうことができる施設になっている」
県動物愛護センターで昨年度、収容された犬と猫はあわせて1273匹で、年々、減少傾向にありますが保護を必要とする動物は後を絶ちません。
新たな施設は、犬や猫の引き渡しをより積極的に呼びかけようとこれまでにはなかった専用のふれあいルームを完備しさらに土日・祝日もオープンします。
週末開催の様々なイベントを通じて「日常的に人が集まる場所」を目指します。
【柳本所長】
「多くの方に来ていただければ多くの方に譲渡もできますし、普及啓発もしっかりできますのでそれが良いと思う」
施設は来月1日にリニューアルオープンを迎えます。