【SPOT】タコとだるまの町「三原」でご当地グルメを堪能!広島県在住のライター マサキマサユキ!
2022年10月09日更新
【SPOT】タコとだるまの町「三原」
広島県三原市の観光に欠かせないおすすめグルメをご紹介!お好み焼きの「三原焼き」や、新鮮なタコを食べられる老舗の専門店、八天堂 港町創業店のくりーむパンなどご当地名物が沢山。訪れた際はこちらの記事を参考に巡ってみてください!
みなさん!まずはこの刺身を見てください。
真っ白できれいな身ですね・・・そうです。これは『タコの刺身』です。
やばい・・・めちゃくちゃ美味しいッ!!
どうも、広島県在住のライター マサキマサユキ(@masakiyuki58)です!
いま私は広島県三原市に来ています。10月に半袖は完全に失敗しました。寒い。
三原ってドコ?!と思った人!三原は広島県の南東部、尾道のちょうど隣にある都市です。
JR駅は新幹線が利用できるし、空の玄関『広島空港』も三原にあります。交通が便利で気候も温暖な広島の中でも暮らしやすい都市なんですよ。
写真提供:広島県
三原といえば有名なのが『三原やっさ祭り』。毎年8月に開催される伝統行事です。三味線、太鼓、笛などを打ちならし「やっさ、やっさ!」とかけ声をかけながら踊る『やっさ踊り』は広島を代表する夏祭りです。徳島の阿波踊りのようにやっさ踊りにも多くの『連』があります。ご存知でしたか?
写真提供:広島県
毎年2月の祭りは『三原神明市』。500kgクラスの大だるまをシンボルにして、大小さまざまな『三原だるま』が露店に並びます。三原には家族の人数分のだるまを神棚にお供えして家内安全を祈る風習があり、今でも市民は毎年この神明市で新しいだるまを買い求めます。
そんな三原のご当地グルメが、知ってない人に教えたくなるレベルで美味いんで、今回ご紹介させて下さい。
『タコ!たこ!蛸~~ッッ!!!』
広島のグルメと言えば「お好み焼き、牡蠣、あなご飯」等ありますが、実は『三原のタコ』も有名なんですよ。
三原は瀬戸内でも有数のマダコの産地。潮の流れが速く、適度な岩場のある三原の海では良質なタコが豊富に獲れるんです。そのタコを地元の伝統行事「やっさ祭り」にちなみ、『三原やっさタコ』と名付けてブランド化。『タコのまち三原』として、多彩なタコ料理で観光客を喜ばせています。
この記事では、美味しい三原ダコを食べられるお店以外にもおすすめのスポットをご紹介しておりますので、
三原を訪れた際は、ぜひこちらの記事を参考に散策してみてくださいね~!!
たこ料理の老舗『お食事処 蔵』
本日の主役となるタコ料理専門店『お食事処 蔵』
三原でタコを食べるならここじゃ!とみんなが口を揃えてオススメする人気店です。大きなタコの看板が目印。もはや三原のランドマークと言っていい程の存在感。
はじめてなら『活タコセット定食』
店頭のメニュー表。さっきの写真のセットは『活タコセット定食』です。はじめての来店ならばこの定食で間違いないです。
当日は予約していたのでスムーズに入店できました。来店時間が早かったので空いていましたが、人気店ですので予約したうえで来店するのがオススメです!
それではさっそくですが『三原のタコ料理』を紹介していきますね!
活きの良いタコを味わうなら『タコの刺身』
冒頭で紹介した『タコの刺身』。白く透き通ってキラッキラしてますね~!鮮度が見て取れます。
その日に獲れた新鮮な活タコをサッと湯通しして素早く捌きます。ほどよい歯ごたえとウマ味が口に広がって幸せの境地!!「白い宝石やあ~!」と脳内で叫びながら食べます。ずっと噛んでいたい…
タコはボイルしすぎると身が固くなってしまうデリケートな素材ですが、タコを知り尽くしたこちらのお店では安心して柔らかいタコを楽しめます。しかしこの刺身・・・美味しすぎて写真を撮るのを危うく忘れるところでした。
小皿に盛られたこちらは『ぼう刺し』と言って、タコの頭部になります。細く棒状に切っていただきます。ヌルっとした食感はいかの塩辛っぽいような気がする。味はタコだけどね。こちらも美味ッ!
「お食事処 蔵」店主の森重光裕さん。
森重さんは今回の取材に大変興味を持って下さいまして、三原のタコのことをいろいろ教えて頂けました。
当店のタコは新鮮はもちろん『健康なタコ』を選んで入荷しています。タコの肌を触れば健康かどうかは一瞬で判断できます。
触っただけで分かるんですか?職人だ!職人の仕事だ!
蛸塩で食べる『タコの天ぷら』
日本人のソウルフード・天ぷら。タコ天になったらそれはもう間違いない訳で、たまらない訳で・・・。タコ、オクラ、カボチャが盛られています。それを特製の塩でいただきます。添えられたすだちを絞って食べるのでも十分美味しい!さわやか~!
塩が茶色くて味も濃い。なにやら普通の塩ではない様子がしたので質問しました。
この塩は当店限定の『たこ塩』です。タコの粉末が混ざっているんですよ。味にコクがあるでしょう?おにぎりにして楽しむお客様もいらっしゃいます。
この塩・・・(ペロッと舐める)。味の向こう側にタコがいるッ!うまい!これでおにぎり作りたいな~。
これがオリジナル商品の『蛸塩』(たこ塩)。蔵の販売コーナーで購入できます。
ほっこりするんよ。『タコの釜飯』
刺身、天ぷらと続いたらいよいよご飯物。『タコの釜飯』の登場です。よくある「〇分待って食べてね」といった提供の仕方ではなく、すぐにいただける状態で提供されます。やったね。
開封の儀~~♬
ゴロッとしたタコとご対面。いい香り~この匂いだけでご飯食べられるわ~~(支離滅裂)
おこげ確認できました!!OK!よく混ぜて食べましょう!!
なんだか心から安心する味だ。ほっこりするんよ。この釜飯は量が多めなので、女性組なら2人でシェアして食べるといいかも。
店主の森重さんいわく「量があるので釜飯の付くセットを2人で分けて、単品料理を追加するとちょうどいい」とのことです。
当店の限定品『タコ酒』は体験すべし
今回のお店訪問で密かに楽しみにしていた一品がこの『タコ酒』です。2分間待ってからフタを開けてください・・・
2分経過。パカっとな。あ、日本酒の良い香り・・・
炙ったタコの吸盤が浮いています!!
三原の地酒『醉心』に乾燥させて炙ったタコの吸盤が浮いています。みなさんご存知の『ヒレ酒』のタコバージョンです。香ばしいこのお酒、店主の森重さんが考案したオリジナル商品です。蔵でしか味わえないんですよ!ヒレ酒好きな方は是非飲んでみて下さい。
ぷしゅ~~!タコのうま味~~!!至福~~!
タコ酒はつぎ酒ができます。実は2杯目からが美味しいんですよ!好きな方は3杯4杯と飲まれてますね。
そうなんですか?え~!飲みたい~!けど、取材残ってるんでまた次回にチャレンジしますね。
炙ったタコの吸盤。このまま食べても美味しい。
吸盤を乾燥させて、お酒を注ぐ直前に炙って入れます。
他にもいろいろ『タコ料理』
タコセット定食には他にも素敵な料理が付いてます。日によってメニューは変更になる場合がありますが、今回は『タコのカルパッチョ』。生タコではなく、ボイルされたタコをサラダと一緒に胡麻ドレッシングでいただきます。
『タコの卵の煮付け』。味もさることながら、歯ごたえも良いしとても気に入りました!
今回は時間の制約があったので注文していませんが『たこしゃぶ』もお店の看板商品なんだそうです。ふぐ刺みたいで綺麗だ。
商品開発へ熱心なご主人
店頭の販売コーナー。店主の森重さんは商品開発に大変熱心な方で、今までオリジナル商品をいくつも開発してきました。
『たこ茶』:タコの粉末が入っている。梅昆布茶の感覚で楽しめる。タコには大腸を活性化する栄養素があると立証されており、たこ茶を飲むことによって便秘改善や肌荒れ改善になるらしいです。(私も飲みましたが朝飲むのに丁度良いなと思った)
『たこ酒せんべい』:タコ100%のせんべいで、先ほどのタコ酒をご自宅でも楽しめるようにと考案。これはまだ開発中とのことです。
他にも、左から『たこ茶』『蛸塩』『蛸ぽんず』。
開発経緯を説明する森重さん
タコ料理おいしかったです!いろんな種類があるから楽しいし、食べた人は絶対満足すると思いますよ!
ありがとうございます。私は三原のタコをもっとみんなに知って貰いたいんです。三原に来てタコ料理を楽しんで欲しい。質は良いんで自信はあります。私がインターネットでの発信が得意ではないので、今回の記事が三原のタコを知ってもらうキッカケになってくれると嬉しいですね。
これからも素敵な商品を開発して三原のタコの魅力を広めて欲しいですね!お店で食事をするのはもちろん、通販もできますので気になる方はチェックしてみてください。
お食事処 蔵
住所:広島県三原市港町1丁目4-14
電話:0848-64-3200
参考サイト:ぐるなび
HP:http://kura-mihara.com/