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【TSS-てつたま】世界の新交通システム車両を1000台以上製造 三原の工場へテレビ初潜入 必見!車両輸送大作戦

2023年11月22日更新

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 てつたま~てっちゃん野川のローカル魂 ~
“てつたま”です。野川アナお願いします。
今回お届けするのは広島県三原市にあります、三菱重工業・三原製作所です。
私たちにも、なじみの深い車両がつくられているということで取材してきました。
それでは…<VTR>
三原市沼田川の河口域に位置する三菱重工業・三原製作所は古浜、糸崎、和田沖、3つの工場からなり、その敷地面積はおよそ103万平方メートル。マツダスタジアム44個分にもなります。広大な工場の中で鉄道に関する様々なものが作られているそうです。【野川アナ・三菱重工エンジニアリング セグメント経営企画部 三原管理課 江頭誠子さん】「おはようございます。よろしくお願いします」「おはようございます。よろしくお願いします」「私事で言うと我が家のエアコンが三菱重工製でございます」「ありがとうございます」「この夏も大変お世話になりました。ありがとうございます。いやー、本当にきょう、こちらに伺えるということで楽しみにしてきました」「ありがとうございます」「まさかですよ。取材受けていただけるとは思っていなかったものですから。テレビ取材が入ったことっていうのは」「見ていただいたこともあるんですけれどもこの車両工場の中は今回初めてお受けさせていただくことになります」「あらー!奥の奥まで入るのは、私ども”てつたま”が初めてということで」

三菱重工業の鉄道事業は、1910年、神戸造船所から始まりました。
1943年には、蒸気機関車や鉄道車両用のブレーキ専門工場として三原製作所が発足。
現在は東京都心を走る『ゆりかもめ』のような新交通システムを製造しています。

【野川アナ・江頭さん】
「ちょっと今日はいろんなものを見せて頂けるということでよろしんですか?」「はい。
ぜひ」「楽しみ。だってちょっとね、右側を見るともうすでに線路が見えるんですよ。何ぞやというところですけれども」

ということで、テレビカメラ初潜入!車両工場の入口へ。工場の建屋はおよそ400mにもわたり、東から西へと工程が流れます。車両の溶接に始まり、塗装や組み立て、検査まで一つの建屋で製造が完結します。その入り口にあったのは、車両の原材料となるアルミのながーい板。幅は40センチほどしかありませんが、これで車体を作っていくそうです。

【野川アナ・江頭さん】
「このいっぱい積み上がっているのが全部アルミ?」「はい」「これがいろんな形に加工されていくんですか」「はいここから、加工、溶接、板金をして。そして塗装、組み立てをして電車になっていきます。とても小さいんですけれども、これをつなぎ合わせて車両の形にしていきます」「なるんですか?というのも何ですけれども。なるんでしょうけれども、ちょっと想像がつきづらいです。これをですから、伸ばしたりとかくっつけたりするわけですか?」「くっつけたりして屋根や側面、床を作ったりしてそれをまた車両の形につなげていくんです」「これがですか?車両の素材としては、鋼、普通鋼製のものであったりとか、ステンレス製のものがあったりしますし、アルミ製も最近主流ではありますけれども」「そうなんです、弊社ではアルミニウムを採用しております。やっぱり軽量化なので」

このアルミの板を溶接してつなぎ合わせると、こんなに大きな部品になりました。
これは車両の側面の部分です。

【野川アナ・江頭さん】
「ちょっと江頭さんこれ4×4の16ドット。見たことがあります」「ありますか?」「ちょっと答えがなんとなく、わかってしまったんですけれども、ご覧の皆さんの中にも『あっ!』とちょっとピンと来た方いらっしゃると思います」

この16ドット、広島市の新交通システムのアストラムラインです。16ドットは人や心の集まりを表現しているそうです。

【野川アナ・江頭さん】
「こうやって見るとオブジェみたいですね。ちょっとね。このままおしゃれなオタクの玄関に飾れそうな気がしますけれども。これ、あれですね。車両の側面のシンボルマークですよね」「はい、側面のパネルになります」「ちょっと穴のところから横をすっと見ますと、思っていたよりもかなり薄いんですよね、素材が。これ1センチないですね。0.5あるか、ないかくらいの厚さじゃないかなと思いますけど。これでもしっかり強度が出てくるんですね?」「もちろんそうです。はい」「ここ、継ぎ目のようなところがあるんですけれども。
ここは、どのようなくっつけ方をしているんですか?」「これは摩擦熱を使った特殊な接合方法でくっつけております」

溶接というと、こういった方法を想像する人が多いと思いますが、アルミの板と金属を擦り合わせて発生する摩擦熱を利用して、つなぎ合わせているそうです。通常よりも強度の高い接合ができるそうですよ。

【野川アナ・江頭さん】
「この1本ラインが入っていますけれども、こうね、断面は本当にこう滑らかになってますよ。ちょっと感動ですね、ちょっと微妙にこう反っているんですよね、下が。曲線になっているんですよね。あーなんか美しい。本当になんかこう一種、工芸作品を見ているかのようなそんな美しさがありますね」

最終的に車体や台車のほか、走るために必要な部品を取り付けて、電車が完成します。
広島高速交通の新型車両7000系です。アストラムラインの車両は三原製作所で作られていたんですねえ。

【野川アナ・江頭さん】
「すごくこう、新品の匂いがします。あ、うわー!ピッカピカですね。広告類もまだ貼っていない、本当にピッカピカの状態ですね」「この後、お客様による立会い検査を経て、出荷という流れになります」「問題がなければ、もう?」「出荷されます」「だからもう何ヶ月かすると、この車両に広島の皆さんが乗って通勤通学で使うんですね」「使われることになります、はい」

こうして完成したアストラムラインの車両は…

交通量の少ない早朝…三原製作所で作られたアストラムラインの新型車両7000系が納品されていました。1編成6両を1両ずつ載せたトレーラーがおよそ15分間隔で次々と広島高速交通の車両基地へと入っていきます。アストラムラインの車両がトレーラーに乗って道路を走るのは、車両の更新が続く、今しか見られない珍しい光景です。

【野川アナ・江頭さん】
「あのアルミの部品から自由自在に姿を変えて、車両になっていく工程は非常に興味深かったですし。一つ芸術を見ているような感じがしました。そして今、我々の後ろに1014カーズというね、数字があるわけですけれども、これがこちらの工場で生まれていった新交通システムの車両数ということですか?」「はい6月に1000両出荷しまして、今1014両出荷いたしました」「大台に乗りましたね。日本全国だったり、海外にも行っているんですかね?」「はいそうですね、アメリカでしたり、シンガポールでしたり、マカオでしたり、そういたところに行って皆様の足になって役立っております」

<スタジオ>
【野川アナ】
アストラムライン、広島県内で作り、広島で走る まさに”地産地消ですね。

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