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【中国新聞】広島の離島に富裕層向け分譲型別荘 佐木島 東京のノットアホテル計画 グーグル新社屋などを手がけたインゲルス氏が設計へ

2023年4月23日更新

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2023.3.15

ノットアホテルが進出を計画している佐木島の半島状の予定地

 三原市の離島、佐木島にホテル開発・運営の「NOT A HOTEL(ノットアホテル)」(東京)が、富裕層向け分譲型別荘の建設を計画していることが14日、分かった。同社の中国地方進出は初めて。オーナーが滞在しない日はリゾートホテルとして貸し出す。米グーグルの新社屋などを手がけた著名建築家ビャルケ・インゲルス氏が設計し、投資は50億円規模になるという。

 同社などによると、佐木島南西部の向田(むこうた)港を見下ろす半島状の丘が予定地。用地は約1万平方メートルで今月下旬までに完全取得する。環境との調和をテーマに建設する施設は全4棟。計延べ約3千平方メートルを想定する。

 瀬戸内海で同社が候補地を探しているとの情報を得た市が、人口約600人の佐木島への進出を働きかけていた。同社は設計コンペを開き、1月にインゲルス氏を選んだ。23日に予定する市長の定例記者会見で概要を説明するとみられる。

 同社はインターネット衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)グループでZOZOテクノロジーズの取締役などを務めた浜渦伸次社長が2020年に設立した。宮崎市と栃木県大田原市で同様の施設を開業。福岡市や沖縄県石垣市をはじめ27年までに全国30カ所で、著名な建築家たちの設計による施設の展開を目指している。佐木島への進出について、「瀬戸内の観光振興の一助になりたい」としている。

 インゲルス氏はデンマーク出身。トヨタ自動車が静岡県で計画する先端技術を活用した次世代都市「Woven City(ウーブン・シティ)」や、米グーグルの環境配慮型の新社屋などの設計を手がけている。



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