広島県高校総合文化祭(県高校文化連盟、中国新聞社など主催)の尾三地区展が、三原市城町の市民ギャラリーで開かれている。美術、工芸、デザイン、書道、写真の5部門の計約250点が展示されている。29日まで。無料。
三原、尾道、竹原市と世羅町の高校と特別支援学校12校の計約170人が出展。尾道の寺社や路地の風景画、環境汚染の中で咲いた花を表現したオブジェのほか、マスク姿の生徒の目元を映した写真を4枚並べて喜怒哀楽を表現した作品などが並ぶ。
アクリル絵の具で黒板から動物が飛び出す絵を描いた如水館高2年の中串沙世さん(17)は「会場の作品を見て、自分にはなかった発想や構図を参考にしたい」と話していた。午前9時~午後5時(最終日は午後3時まで)。