三原市の注文住宅 絆の家-有限会社西原建設-

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【TSS】日本酒のプリンにタコ入りプリン 18店舗65商品「みはらプリン」の周遊スタンプラリー 三原市( ^^) _旦~~

2022年12月05日更新

【TSS】

 地元の食材を使った名物プリンで多くの人を呼び込もうとしている町があります。
甘~いデザートタイプ、「タコ」を使った総菜プリンなど個性あふれる「三原プリン」を取材しました。

豆腐店がつくる「絹ごしプリン」や久井のこしひかりを使った「米プリン」、さらには佐木島のレモンをつかった「飲むプリン」など、三原の食材をつかった個性的な「三原プリン」は今や65商品が認定されています。


(広島みはらプリンプロジェクト実行委員会・星野佑介さん)
「三原の町は海もあり里もあり山もありということで色んな食材がとれるんですね。その食材を一つにまとめる商品は何がいいかなというときに、行きついたのがこのプリンで全国に発信していこうと決めました」

その三原プリンを販売する店に足を運んでもらおうと開催中の「広島みはらプリン周遊スタンプラリー」(12月18日まで)。ラリーには18の店舗が参加しています。大人向けのデザートプリンが人気と聞いてやってきたのは三原市芸術文化センター「ポポロ」の中にある、カフェマルニタス。
こちらでは、地元の「酔心山根本店」の日本酒を使ったプリンを提供しています。プリンのベースはチョコレート。日本酒はトッピングに使います。

(カフェマルニタス・井上小幸店長)
「お酒でカラメルを作ります」まずはグラニュー糖と水を中火で煮て、カラメルを作ります。

(井上店長)
「カラメルを作るポイントとしてはどのタイミングでお酒を入れるかっていうところ。焦げた感じを出すにはキツネ色が濃くなるまで。でもうちとしてはお酒の風味をよりよく感じていただくために手前でお酒を投入します」

カラメルはこれで冷やせば完成。
続いて、オレンジコンポートをつくります。

(井上店長)
「オレンジは皮を全部取って、そちらをある程度保存しておきますね。そこにお砂糖と酔心を入れます」

後は煮込むだけ。
このとき、アルコールが飛んで香りが抜けてしまわないように煮込みすぎないのがポイントだということです。ベースとなるチョコレートに日本酒でコンポートしたオレンジを入れて完成。日本酒のカラメルソースは横に添えます。

(井上店長)
「先にチョコレートのプリンを味わっていただいて、お客様にお好みでお酒のカラメルを調節していただいて、食べ進めていくとオレンジ、ということなんで、色んな味わい方で食べていただけたらと思います」

年末にはオレンジに代わって三原の八朔をコンポートにして投入するということです。

続いて、やってきたのは1960年創業の「かねしょうカフェ」。
この店のイチオシプリンが「たこのプディング・サレ」。
もちろん、メインとなる食材は・・・


(かねしょうカフェ・黒川有紀子社長)
「これは三原の漁協で出してる、三原やっさだこっていう三原の沖でとれたタコです。旨みの強いタコです」このほか、大和町のレンコンや佐木島の「八重の塩」など地元の食材をふんだんに使ってつくる総菜系プリンです。タコを一口大に切り、容器にレンコン、枝豆とともに入れます。クリームチーズベースのプリンの元を流し込んだら下準備は終了。オーブンで30分ほど焼いたら完成です。
こちらが「たこのプディング・サレ」。塩味で仕上げた、たこ入りクリームチーズの前菜プディングです。

(若木記者)「冷たい状態で食べていい?」
(黒川社長)「そうです、冷たくして召し上がってください」
(若木記者)「いただきます。はじめにしょっぱさがきて、その後にタコの食感とクリームチーズがすごく合いますね」
(黒川社長)「そうですね、滑らかで濃厚でタコとピッタリです」
Q反響はいかがですか?
(黒川社長)「「プリン+タコ」「え?」っていう方が半分くらい。そこを乗り越えて買ってくださった方は皆さん、リピーターになります」

このほか、島たまごを使ったプリンや塩カスタードプリンなども販売している「かねしょうカフェ」。現在も新商品を開発中だということです。

最後に紹介するのは三原市円一町にあるビストロそうぼう。
洋食を提供するこの店で人気のデリカプリンのメインとなる食材が・・・


(ビストロそうぼう・濱井博史料理長)
「神明鶏ですね」三原の特産、神明鶏をメイン食材に、地元産の卵や玉ねぎなどを使って作る総菜系プリン。

Q神明鶏は特徴は?
(濱井料理長)
「鶏肉の旨味が強い。焼いたときの香りが美味しい。食感もしっかりしています。固すぎず柔らかすぎず」

一口大に切った神明鶏をカップに入れベースとなる卵や牛乳で作ったクリームを投入。40分くらい蒸します。最後に、表面に焼き色をつけて、チーズの煎餅もちを添えたら完成。
「神明鶏のオニオングラタン風プリン」です。


(濱井料理長)
「ちょっとあぶってあるんでとっても香ばしい香り」
(若木記者)
「いただきます。鶏肉も本当に柔らかくてジューシーでまたこのオニオンとの相性も最高で。本当におかずとしては最高の1品です」ビストロそうぼうではお客さんからの要望を受け、季節の食材をジュレにしたデザートプリンも製作。現在は地元・谷本農園のトマトを使用したプリンを提供しています。

(濱井料理長)
「三原の方にも三原の美味しさを再認識していただいて、県外の方からも三原にはプリンがあるぞということで寄っていただきたい」



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